新型コロナワクチンの副反応と有害事象について

830×510 コロナウイルス関係

データの出典元は

2021/3/1 CDCのACIPレポート
アメリカCDC( 疾病対策予防センター)のACIP( 予防接種実施諮問委員会 )による2021/3/1に報告された、新型コロナウイルスワクチンに関するその時点における最新のレポートから抜粋したデータを示します

アメリカにおける有害事象報告システム

Vsafe図
ワクチン接種者は、自分のスマホでv-safeというアプリに登録、VAERS(ワクチン有害事象報告システム)により接種後一定期間フォローされる。有害事象が起こった場合には報告され、さらに通院などを必要とした場合には詳細な聴取が行われることになっている。いいシステムですね。

副反応を報告しているV-safe登録者の割合(%)

副反応図

日本において現在使用しているのは、ファイザー社製ワクチンになります。接種部位の痛み、倦怠感、頭痛、筋肉痛が比較的多い副反応のようです。また、1回目よりも2回目の接種で副反応の発生率が増加していることが見て取れます。

副反応と有害事象は似た意味にとらえられがちですが、意味が違います。前回の記事に記載していますので見てみてください。

まとめ

今日は、ワクチン接種後の有害事象、副反応に関する話をしました。次回は新型コロナウイルスワクチンの副反応として一番重篤なアナフィラキシーに関するデータを書いていきます。今後も、ワクチンに関する話を書いていきたいと思っています。皆さんのワクチン接種の判断の一材料になればと思っています。  ワクチンの情報は、世界中から日々新しい情報が発信されています。その時点で得られる情報をしっかり入手しながら、しかし一部のクローズアップされた事象だけで判断せず、メリット・デメリットを総合的に鑑みてワクチン接種をするかどうかを判断してほしいと思っています。

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