インフルエンザワクチンについて
だいぶ冷え込んできた今日この頃ですが、そろそろ毎年恒例のインフルエンザワクチンの時期が近づいてきました。今年は新型コロナウイルス感染症の流行のため、皆さん早めのインフルエンザワクチン接種の予定を立てているようです。そこで毎年聞かれるのがタイトルにある質問です。
そのほかにも”ワクチン打って妊娠しても大丈夫ですか?”など質問されることがあります。
妊婦さんはインフルエンザワクチンを打った方がいい
妊娠中はそうでないときよりも免疫力が低下します。そのため、非妊婦と比較してインフルエンザに罹患した場合には重症化しやすいと言われています。非妊婦はもちろんですが、妊婦さんはより一層重症化を防ぐためにもインフルエンザワクチンを接種することが推奨されます。
ワクチンは妊娠中いつ打っても大丈夫ですか?
インフルエンザワクチンを接種することで流産率、死産率、先天奇形率に影響はないとの報告されています。また、アメリカ疾病予防管理センターは、妊娠初期から妊娠後期までインフルエンザワクチンの接種が可能としていますので、妊娠初期~後期のどの時期でも接種可能です。
まとめ
今年は新型コロナウイルス感染症のこともありますので、妊娠している方も、まだ妊娠していない方も、インフルエンザワクチンは例年以上に接種することをお勧めします。