ー採卵当日の流れー
採卵予定時刻の約40分前に来院
鎮痛剤(座薬)の投与
鎮痛剤はあらかじめ患者様に処方しており、当日ご自身で入れてもらいます。来院前にご自宅で入れていただいてもかまいません。
エコーで排卵していないかを確認
看護師に精液検体の提出、食事の有無や体調を確認
当日は起床後から絶飲食をお願いしています
回復室で待機
ルートの確保(静脈麻酔使用時のみ)
採卵時に確実に麻酔が投与できるように、あらかじめ影響のない輸液(糖液)を繋いでおきます
オペ室入室、看護師と名前の確認&担当培養士の挨拶
内診台で待機
医師が入室し、エコーにて卵巣の確認
静脈麻酔投与開始
膣内洗浄・局所麻酔投与
採卵

膣内にガーゼを入れて止血し、終了
回復室でお休み
採卵個数や静脈麻酔の有無で回復時間が変わります。局所麻酔のみ使用の場合は約30分、静脈麻酔を使用した場合は最低でも1時間は休んでいただきます。
回復後、内診にて止血のために入れていたガーゼを抜き、出血がないことを確認
採卵個数によっては内診前に排尿をお願いしています(麻酔の副作用である尿閉塞が起こっていないかを確認するため)
診察室にて採卵結果と今後の培養について(何日目に凍結するかなど)医師と相談
お会計
以上となります。
回復後は特に行動の制限はありませんが、当日はご自身を労わってゆっくりすることをオススメしています。











皆さんこんにちは。検査室スタッフです。
今回は採卵についてのお話です。
患者様にとってオペ室での施術は特に緊張や恐怖があると思います。
当院では実際にどのような流れで何を行うのか、この説明を通して少しでも不安を取り除ければ幸いです。