『with up! 』 こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

検査室だより

       検査室や胚培養士について知ってもらうために質問形式で         
いろいろ紹介していきたいと思います!

検査室はどんなことをしている部屋ですか?
検査室

患者様の診療エリアから少し離れた場所にあります。

ホルモン値の測定(ホルモン検査)、精液検査、人工授精の精子調整、体外受精の精子調整、精子の凍結保存、患者様からお預かりしている凍結物(胚や精子など)の保管・管理、データ入力や分析などをおこなっています。

検査室でやっているホルモン値の測定(ホルモン検査)は何のためにするのですか?
検査室

ホルモンは、月経周期に合わせて分泌され、妊娠するために適切な時期に必要量分泌されています。

ホルモン検査は、不妊治療のスクリーニングとして重要で、排卵の有無や卵巣機能、黄体機能を知る上で重要な検査です。
一般的に、月経周期に合わせて検査をすることが多いです。

特に採卵周期では、ホルモンと卵胞の発育の状態によって卵巣刺激に使用する薬の種類や量を調整するため、院内で測定し、結果が出るまでお待ちいただいた上で診察室のお呼びします。

当院は、黄体化ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、プロラクチン(PRL)、エストロゲン(E2)、プロゲステロン(P4)の5種類を院内で測定しています。

看護師が採血をした血液検体は検査室に運ばれ、遠心分離機で処理を行い、専門の機械で測定します。
測定から結果が出るまで1項目20分ほどですが、検体数や血液の状態によって結果が出るまでに約30~40分お時間をいただきます。

測定結果は、自動で電子カルテに表示されるため、リアルタイムにお伝えすることができます。

ホルモン検査は今後の治療に関わる大事な検査です。
より迅速に、より正確に結果をお伝えできるように日々取り組んでいます。