不妊治療の流れと不妊症の原因、検査
こんにちは、さっぽろARTクリニックn24検査室です。
不妊治療の基本的な流れはタイミング指導から順に人工授精、体外受精と順にステップアップしていきます。ステップアップは、不妊原因や治療回数、年齢、どんな治療をしたいか、などを考慮して患者様個々に判断していきます。
不妊原因によってどの段階から治療をスタートするかが決まります。まずは不妊原因を探っていくことが大切になってきます。
不妊原因は大きく分けて、男性側の因子(男性因子)、排卵因子、卵管因子、子宮因子、頸管因子、免疫因子があります。このうち、特に頻度が高い不妊原因は、排卵因子、卵管因子、男性因子です。
不妊の原因を探るために、内分泌検査(ホルモン検査)、超音波検査、子宮卵管造影検査、子宮鏡検査、精液検査、感染症検査、ガン検査などのスクリーニング検査を行います。スクリーニング検査でひとつひとつ不妊の原因になっている異常を探していきます。可能な検査を完了した時点で不妊の原因がわからない場合を原因不明不妊と呼びます。
さらに、治療が進むにつれて特殊な検査を追加で行うこともあります。