― 採卵から1週間にわたる胚培養士の仕事と卵子・胚の発育 ―
【9:30~】 採卵(卵の採取)と精子処理の準備をします。
【11:00頃】 媒精(体外受精・顕微授精)に向けて準備します。
体外受精:専用の容器に卵を移動します。
顕微授精:顕微授精ができる卵子かどうかを判断するために、卵子を覆うふわふわとした顆粒状の細胞を除去(裸化)して成熟しているかを確認します。
【13:00頃】 媒精を行います。
体外受精:培養液に入った卵に精子をふりかけます。
顕微授精:卵の中に直接1匹の精子を入れます。
【8:30頃】胚の観察をします。
受精したかどうかを確認して専用の培養液と交換します。交換後、受精結果の報告メールを送ります。
【9:00頃】胚の観察をします。
凍結指示が出ている場合は胚の状態を確認後、基準を満たした胚を凍結します。凍結しない胚は培養を続けます。
【9:00頃】胚の観察をします。
凍結指示が出ている場合は胚の状態を確認後、基準を満たした胚を凍結します。凍結しない胚は培養を続けます。
通常、胚の観察および凍結はしません。
【9:00頃】胚の観察をします。
凍結指示が出ている場合は胚の状態を確認後、基準を満たした胚を凍結します。6日目までに基準を満たさなかった胚は培養を終了します。すべての培養が終了後、凍結結果の報告メールを送ります。
患者様の大切な卵が精子と出会い、成長するまでの約1週間を見守っております。
普段はあまり皆様のお目にかかる機会が少ない胚培養士ですが、一つ一つの胚を通じて皆様の思いに寄り添い支えていけるよう、努めてまいります。
こんにちは!
今回は採卵から1週間にわたる胚培養士の仕事と、卵子・胚の生育についてご紹介します。