『with up! 』 こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

検査室だより

『プレコンセプションケア』のすすめ ~妊娠前からできる11のこと~

2.適正体重をキープする

 外見だけでなく、体の中から美しく健康なからだづくりを目指すことはとても重要です。女性ホルモンの分泌や妊娠・出産を健康で安全に迎えることにも大きく影響するからです。

女性ホルモンの分泌は『BMI(Body Mass Index)』『体脂肪率』が深く関係しています。

「やせすぎ」「太りすぎ」も妊娠前は月経不順や排卵障害の原因となり、妊娠後は赤ちゃんの低体重や分娩時の合併症(難産、出血多量)につながる可能性があります。

まずは、『BMI』という体格指数を使って、ご自分の適正体重を確認してみましょう。

『BMI(Body Mass Index』

 『BMI』=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)

 BMIの標準は18.5~25未満です。

 できればBMI21~22を目指したいですね。

 逆にBMI21~22を目指すには…

『適正体重』=身長(m)×身長(m)×21または22

 女性のからだは体重だけでなく、『体脂肪率』とも深く関係しています。体脂肪はエネルギーの貯蔵庫、骨や筋肉・内臓の保護、体温の保持という働きだけでなく、女性ホルモンのエストロゲンの代謝に関わる役割があります。また、妊娠中や出産、育児におけるエネルギー源となり、胎児の保護をする大事な役割もあります。

健康な女性の理想の体脂肪率は、20~23%です

ご自身とご家族の健康と素敵な人生のために、できることから始めてみませんか。