ノイズフィルター付き電源タップ導入しました
写真左:青枠の黒いBOXがノイズフィルター 写真右:実際に取り付けたところ
インキュベーターとは…
胚の生育環境を作る機器のことをインキュベーターといいます。
採卵後は患者様おひとりに対し、個別のインキュベーターを準備し、培養をしています。インキュベーターは毎日温度や酸素ガス濃度などの状態を記録しています。定期的に専用洗浄液で掃除をしています。
当院はインキュベーターの異常時にパソコンからスタッフの携帯電話に警告メールが飛ぶシステムを導入しているため、胚培養士が不在の休日、夜間の緊急時にもすぐに駆け付ける体制をとっています。
みなさんこんにちは、検査室です。
ノイズ障害というのを聞いたことはあるでしょうか?
私たちの身の回りには様々なノイズが発生しています。例えば、自然発生でいえば「かみなり」や「宇宙線」、人工発生でいえば「エアコン」、「パソコン」、「携帯電話」、「無線ラン」、「Wi-Fi」からノイズが発生しています。
これらのノイズがケーブル内で異常な信号を発生させ、機器の誤作動や遮断を引き起こすことをノイズ障害といいます。
ノイズ障害が起こると、「夜中のかみなりによって発生したノイズが原因で、インキュベーターの電源が落ちてしまった!!」なんてことが起こります。それを防いでくれるのがノイズフィルターです。
当院は、すべてのインキュベーターの電源ケーブルをノイズフィルター付き電源タップに繋ぎました。これにより、ノイズ障害により「インキュベーターの電源が落ちてしまった」、「インキュベーターに繋いでいるパソコンの電源が落ちてしまった」などの一大事が起こりにくくなります。