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【アメリカCDC】妊娠中もワクチン接種を推奨

新型コロナ関連
藤本 院長

2021年8月11日 CDC(アメリカ疾病対策センター)はメディアに対する声明として

妊娠中の女性におけるCOVID-19ワクチンの安全性に関する新しいデータを発表しました。

藤本 院長

これで、CDCは12歳以上のすべての人々にCOVID-19のワクチン接種を勧めていることになりました。下記はCDCが発表した文書の日本語訳です。

妊婦における新型コロナウイルスワクチンの安全性

2021年8月11日 公表

CDCは、すべての妊娠中の女性、または妊娠を考えている女性と授乳中の女性に、COVID-19から身を守るために予防接種を受けることを奨励しています」とCDCのディレクターであるロシェル・ワレンスキー博士は述べています。さらに博士は「ワクチンは安全で効果的であり、感染性の高いデルタ株の危機に直面し、ワクチン未接種の妊婦の間ではCOVID-19の感染による深刻な結果が見られるため、妊婦にはさらにワクチン接種を促すことがこれまで以上に緊急課題になっています。

妊婦V-safeから得られた最新のデータを用いたCDCの分析では、妊娠初期にワクチン接種を評価し、妊娠20週間前にmRNACOVID-19ワクチン(ファイザーあるいはモデルナワクチン)を接種した2,500人近くの妊婦において、流産リスクの増加は見られませんでした。流産は通常、妊娠の約11〜16%で発生します。この研究では、COVID-19ワクチン接種後の流産率は、一般集団で予想される流産率と同様に約13%であることがわかりました

アメリカにおけるCDCと食品医薬品局(FDA)が行っている妊娠中の予防接種に関する情報を収集するための3つの安全監視システム(ワクチン有害事象報告システム(VAERS)v-safe COVID-19ワクチン妊娠登録Vaccine Safety Datalink(VSD))からのデータでは、妊娠後期に予防接種を受けた妊娠中の人や赤ちゃんの安全上の懸念は見つかりませんでした。これらのデータと妊娠中のCOVID-19の既知の重篤なリスクを組み合わせると、妊娠中の人々にCOVID-19ワクチンを接種することの利点が、既知または潜在的なリスクを上回ることがわかります。

藤本 院長

まとめると、、、

  • 妊娠中の人と最近妊娠した人は、妊娠していない人と比較した場合、COVID-19に感染した場合に重症化のリスクが高くなります。
  • 妊娠初期にワクチンを接種したからといって、流産率は上昇しない
  • 妊娠後期にワクチンを接種したからといって、妊婦や赤ちゃんの安全上の懸念は見つからなかった。

以上のことから、現時点では妊婦がCOVID-19ワクチンを接種することの利点が、妊婦のワクチン接種の既知または潜在的なリスクを上回ることを示唆していると公表しました。

豆知識

・現在はインターネットから世界中の情報を入手することができます。しかし多くは英語ですね、、、。でも、安心してください!今はとってもネットは優秀で、パソコンでも携帯でもブラウザのGoogle Chromeを使えば日本語に翻訳してくれます。直訳気味ですが、内容を理解するには十分な翻訳をしてくれます。