『with up! 』 こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

2023年10月に妊娠された方

2023年10月に、さっぽろARTクリニックn24で治療を行い妊娠された方です。

タイミング治療:5名
人工授精:1名
体外受精:21名

合わせて27の方が妊娠されました。

印象に残っている方のご紹介

40歳以上の方
2023
年10月に、さっぽろARTクリニックn24において体外受精・顕微授精で妊娠された方は21名でした。そのうち40歳以上で妊娠された方は4でした。この数字は、体外受精・顕微授精で妊娠された方の19.0%が40歳以上の方だったということになります。

初期分割期胚と胚盤胞
胚盤胞の妊娠率が高いというのはその通りです。しかし、胚盤胞しか妊娠しないというわけではありません。採取した卵が胚盤胞まで到達する確率は決して高くないので、たくさんの卵が取れない方が胚盤胞にこだわりすぎてしまうと、採卵しても移植までたどり着けなくなる可能性が高くなります。当クリニックでは患者さんの状況に合わせて、胚盤胞を目指す人、初期分割期胚を目指す人など、各人それぞれに合わせた対応をしています21人でした。 そのうち、初期分割期胚(培養2~3日目)を胚移植して妊娠した方は
7胚盤胞(培養5~6日目)を胚移植して妊娠した方は14でした。初期分割期胚での妊娠が 体外受精・顕微授精で妊娠された方の33.3% であり、初期分割期胚でもきちんと妊娠できることを表す数字となっています。

第二子妊娠
今月は第一子を当院で体外受精・顕微授精を行い妊娠され出産し第一子の際の余剰胚(凍結して保存しておいた胚)で妊娠した方が2名いらっしゃいました。凍結胚は採卵した年齢のまま保存されており、妊娠確率もその時の年齢のままです。そのため、例えば今は” 43歳” ですが、採卵したのが37歳であれば妊娠の確率は ” 37歳 ” になります。これも体外受精(胚凍結)によるメリットと言えますね。