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世界で初めて体外受精による赤ちゃんが誕生した日

2018年5月20日、六本木ヒルズでの講演にて。藤本院長とルイーズ・ブラウンさん。

こんにちは、受付です。

今日は、世界で初めての体外受精による赤ちゃんであるルイーズ・ブラウンさんが誕生した日です。
1978年7月25日、イングランド北部の病院で帝王切開により誕生しました。
当時は体外受精という技術に対しての非難も多くあったといわれています。しかしその一方で、ルイーズさんの自宅には祝福の手紙も多く寄せられたそうです。
ルイーズさんの誕生は、世界中から注目を集めていました。

それから45年経った現在では、体外受精は一般的なものとなりつつあります。
日本国内で初めて体外受精による出産が報告されたのは1983年でした。
体外受精で生まれた子供は、2008年は2万1704人で50.3人に1人の割合でしたが、その後どんどん増え続けます。
2019年の統計では体外受精で生まれた子供は6万598人、19年の総出生数が86万5239人なので、実に14.3人に1人が体外受精で生まれています。
クラスに2人は体外受精で生まれた子がいると思うと、とても身近なものに感じますね。
2022年から体外受精が保険適用になったので、今後は体外受精によって生まれる子がもっと増えていくかもしれません。

当院でも、体外受精によって妊娠される方が日々いらっしゃいます。
体外受精によって1人でも多くの方が元気な赤ちゃんに出会えることを祈っています。

ルイーズさんの誕生を報じた当時の新聞。