こんにちは。
今年はキャンプに挑戦するぞ!とテントを購入してみた体外受精コーディネーターの四宮です。
今回は女性の体重と妊娠についてのお話です。
今回は“肥満”にスポットライトを当てていきましょう。
やせと肥満の判定にはBMIを用います。
BMIは[体重(kg)]÷[身長(m)²]で算出される値です。
身長160㎝、体重50kgの方を例にとると50÷1.6²=19.53となります。
BMIが22になるときの体重が標準体重で最も病気になりにくい状態であるとされています。
肥満の割合は年々減少していますが、加齢とともにその割合は増加傾向にあります。
では肥満が実際妊娠にどのように影響してくるのでしょう?
・妊娠高血圧症候群のリスク上昇。
→帝王切開の頻度が高くなる。
・妊娠糖尿病のリスク上昇。
→巨大児となる可能性がある。からだは大きいが臓器は未発達になる傾向にある。
・麻酔困難(穿刺や挿管の難易度が増す)
このように肥満は妊娠~出産まで様々なリスクが付きまといます。
原則として妊娠中にダイエットはできません。
産道に脂肪がついていると難産となり、たとえ帝王切開になったとしても脂肪が厚いと傷の治りが悪く、血栓などの合併症が起きやすくなります。
ついつい食べ過ぎてしまって…と体重計から目を背けたくなることもありますが、まずは自分のBMIを知るところから始めましょう!
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排卵障害を起こす。
特にPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と肥満との合併は難治性の排卵障害や流産率の上昇に関与しているとの報告がある。