こんにちは、受付です。
今回は、看護部門のお仕事についてお話したいと思います。
普段から患者さんと接することの多い看護部門ですが、患者さんからは見えないお仕事もたくさんあります。この記事ではそういった部分を紹介していければと思います!
高温の水蒸気で滅菌するため、機械の中に滅菌対象物を詰めすぎないように気を付けています。高温の水蒸気がくまなく行き渡ることで、きちんと滅菌することができます。
患者さんが使用するベッドのベッドメイクも看護部門の仕事です。自己流ではなく、きちんと講習を受けたうえで実施しています。術後に出血される方もいらっしゃるので、アルファマットという血液汚れを防ぐ医療用のシーツを使用しています。リネン類の洗濯やアイロンがけも行い、常に清潔で整えられたベッドを使用できるよう準備します。
悪阻で点滴される患者さんが利用されるリネン類は、洗濯の際に柔軟剤を使用しないようにし、強い匂いによる不快感や吐き気を催さないように配慮しています。
採血や注射、薬の処方以外にも、こういったお仕事があったんですね!
目立たないけれど、医療には必要不可欠なお仕事ばかりでした。見えない部分でも患者さんに配慮して行動されていることも分かりました。
取材に協力してくださった看護部門の方々、ありがとうございました!
滅菌とは、医療器具などに存在しているすべての微生物を殺滅、または除去することです。医療行為で感染がおこらないようにするために必須な作業となります。
綿球(ガーゼ)、摂子やクスコ等の金属でできた器具はすべて滅菌します。
①血液などの汚れを洗浄
②オートクレーブ(高圧蒸気滅菌機)を使い滅菌処理
上記の流れで滅菌作業を行います。
また、B型肝炎などの感染症のキャリアの患者さんが使用した器具に関しては専用の洗い場にて洗浄し、院内で感染がおこらないよう十分に注意しています。