『with up! 』 こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

2021年10月に妊娠された方

2021年10月に、さっぽろARTクリニックn24で治療を行い妊娠された方です。

タイミング治療:10名
人工授精:4名
体外受精:23名

合わせて37の方が妊娠されました。

印象に残っている方のご紹介

40歳以上の方
 2021年10月に、さっぽろARTクリニックn24において体外受精で妊娠された方は23人でした。そのうち40歳以上で妊娠された方は6人でした。この数字は、体外受精で妊娠された方の26.1%が40歳以上の方だったということになります。6人のうち2人は44歳、45歳での妊娠でした。

Uさん 45歳
初診時43歳、初診時AMHが0.50でした。他院ですでに採卵を5回以上を行っており、当院でもARTから治療を開始しましたが、AMHが低値なこともあり卵胞発育は排卵誘発を行っても1~2個しか発育しません。3回目の凍結融解胚移植で妊娠に至る(44歳)も、妊娠8週で流産となってしまいました。処置後に治療再開し、今回5回目 (45歳) の凍結融解胚移植( day2:2個 )で妊娠に至りました。現時点で前回妊娠の8週にまだ届いていませんが、経過を見ています。

Kさん 44歳
初診時44歳、初診時AMHが0.56でした。当院でARTから治療を開始しましたが、1回目の採卵では1個しか発育せず凍結胚を得ることはできませんでした。2回目の採卵で3個採卵することができ、凍結胚を得ることができました。今回凍結融解胚移植(day2: 1個)で妊娠に至りました。

第二子妊娠
今月は第一子を当院で体外受精を行い妊娠され出産し、第一子の際の余剰胚(凍結して保存しておいた胚)で妊娠した方が6名いらっしゃいました。凍結胚は採卵した年齢のまま保存されており、妊娠確率もその時の年齢のままです。そのため、例えば今は” 42″ ですが、採卵したのが38歳であれば妊娠の確率は ” 38歳 ” になります。これも体外受精によるメリットと言えますね。