『with up! 』 こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

2021年8月に妊娠された方

2021年8月に、さっぽろARTクリニックn24で治療を行い妊娠された方です。

タイミング治療:5名
人工授精:2名
体外受精:24名

合わせて31の方が妊娠されました。

印象に残っている方のご紹介

Sさん 44歳
初診時43歳、初診時AMHが0.29でした。ARTから治療を開始しましたが、AMHが低値なのもあり卵胞発育は排卵誘発を行っても1個しか発育せず、初回、2回目の採卵では移植胚を得ることはできませんでした。3回目の採卵で1個発育、1個採卵し培養2日目で一度凍結し、凍結融解胚移植1回目で妊娠に至りました。

一般的に胚盤胞移植の方が妊娠率は高くなりますが、基準を満たす胚盤胞が得られる確率は決して高くありません。少ない採卵数で胚盤胞を目指すと、基準を満たす胚盤胞が得られず移植を行うことができなくなる可能性が高くなります。移植をしなければ妊娠率は”ゼロ”なので、発育卵胞数が少ない方は初期分割期胚(2~3日目培養)での移植を行うことで良い結果が出ることがあります。

Kさん 44歳
初診時43歳、初診時AMHは1.53と年齢平均より高く卵子は一般的な43歳の人より残っている方でした。ARTから治療を開始しましたが、採卵を2回行い、4回目の凍結融解胚移植(5日目胚盤胞)で無事に妊娠に至りました。彼女はAMHがある程度あり複数の卵胞発育が見込めたので、胚盤胞まで培養を行い妊娠に至ることができました。

今月は44歳の方が二人妊娠されましたが、2人の状況は同じ44歳でも異なるものでした。それぞれの人の状況に合わせて、それぞれの人に見合った排卵誘発(自然周期も含めて)を行うことが大事だなと改めて思った次第です。

第二子妊娠
今月は第一子を当院で体外受精を行い妊娠され出産し、第一子の際の余剰胚(凍結して保存しておいた胚)で妊娠した方が2名いらっしゃいました。凍結胚は採卵した年齢のまま保存されており、妊娠確率もその時の年齢のままです。そのため、例えば今は” 41歳 ” ですが、採卵したのが35歳であれば妊娠の確率は ” 35歳 ” になります。これも体外受精によるメリットと言えますね。