『with up! 』 こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

2021年7月に妊娠された方

2021年7月に、さっぽろARTクリニックn24で治療を行い妊娠された方です。

タイミング治療:9 名
人工授精:5名
体外受精:20名

合わせて34の方が妊娠されました。

印象に残っている方のご紹介

Dさん 37歳
初診時34歳、初診時AMHが0.44でした。一般不妊治療では妊娠に至らず、ARTを始めました。FSHが高く、卵巣機能はさらに低下していることが推測され(AMHはさらに下がっているのを見ると凹むので、その後は検査していません)、プレマリン併用の自然周期で採卵を行っていました。卵胞発育のない周期もあったり、発育しても卵胞発育は1-2個なので採卵しても移植できなかったり、一度妊娠に至るも流産も経験しました。最終的には6回の採卵、5回目の移植で妊娠卒業(卒業時 37歳)されました。

AMHが低くてなかなかうまくいかず、Dさんもくじけそうになることもありましたが、いつも ” AMHは卵子の残り数のことであって、卵子の質を表すものではないので移植まで行ければ年齢考えるときちんと妊娠できるチャンスはあるよ ” とお話していました。諦めずに頑張ってくれたおかげと思っています。

第二子妊娠
今月は第一子を当院で体外受精を行い妊娠され出産し、第一子の際の余剰胚(凍結して保存しておいた胚)で妊娠した方が2名いらっしゃいました。凍結胚は採卵した年齢のまま保存されており、妊娠確率もその時の年齢のままです。そのため、例えば今は” 42歳 ” ですが、採卵したのが37歳であれば妊娠の確率は ” 37歳 ” になります。これも体外受精によるメリットと言えますね。