『with up! 』 こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

n24コラム〈番外編~一般不妊治療保険適用の巻〉

こんにちは !
体外受精コーディネーターの四宮です。

4月1日からいよいよ体外受精や顕微授精などの高度生殖医療が保険適用となりました。
未だ日々更新・修正される制度や情報にスタッフも右往左往しております…!


体外受精の保険適用に関してはDr.がご案内していますので、今日は一般不妊治療(タイミング療法、人工授精治療中の方)で変わることを説明させていただきますね。

変更点その①

排卵誘発剤のレトロゾールが保険適用になった

レトロゾールはこれまで乳がん細胞の増殖を抑制するために使用され、不妊治療での使用は承認されていませんでした。
レトロゾールを使用中の方は4月~薬剤名が「フェマーラ」に変更になります。
これは当院で今まで使用していたレトロゾールが後発医薬品のため、現時点では先発品のフェマーラしか保険が利かないためです。
1錠あたり117円です。

変更点その②

人工授精が保険適用になった(年齢制限なし!)

金額は5,460円です。(※このほかに諸検査代や再診料などが加算されます。
年齢や回数の制限はありませんが

「早く妊娠したいから、タイミング療法をとばして人工授精から始めたい!」というように人工授精の医学的適用となる条件を満たさない場合は保険が適用されないことがあります。

変更点その③

治療計画書が必須となった

保険で治療するには「医師が保険適用のルールに則り適切な治療計画を立て、それに対して患者さまの同意を得て治療をすすめている」ことを証明する治療計画書という書類が必須となりました。
これはご夫婦の署名が必要となります。(印鑑は不要です。)

また、婚姻関係にあることが原則となるので、未婚や事実婚の場合はそれを証明する書類(戸籍謄本や住民票)を提出していただく場合があります。

ご不明点などありましたら、お気軽にお声がけください

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