さっぽろARTクリニックn24

With Up !

“こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、

ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

さっぽろARTクリニック24は不妊治療専門クリニックです。一般不妊治療であるタイミング治療、人工授精(AIH)から高度生殖医療である体外受精、顕微授精、胚凍結、凍結融解胚移植まで、一連の治療を一貫して行うことができるクリニックです。また不育症や着床障害の診断治療も行っています。

治療内容

一般不妊治療

一般不妊治療は自分の卵管を使用した治療法でになります。タイミング治療は経膣エコーによる卵胞径の計測を行うことで、排卵日をより正確に推測し、排卵日前に夫婦生活を持つように医師がアドバイスするものです、人工授精は排卵日前後にご主人の精子を洗浄-濃縮し、子宮の中に直接注入する方法です。この2つの治療法を合わせて一般不妊治療といいます。

体外受精(高度生殖医療:ART)

体外で精子や卵子、受精卵(胚)の操作を行う高度な技術を要する不妊治療のことを指します。体外受精・胚移植、顕微授精(ICSI)、胚凍結・融解胚移植があります。

2019年の日本産科婦人科学会のデータではARTによって60,598の赤ちゃんが生まれたと報告されています。これは2019年に日本で生まれた赤ちゃんの7.0%にもなり、14人に1人はARTで妊娠出産していることになります。

不育症治療

不育症とは、「妊娠はするものの流産、死産を繰り返してしまうために生児を得られない状態」と定義されます。また流産を2回以上繰り返した場合は「反復流産」、3回以上繰り返した場合を「習慣流産」と呼びます。流産は妊娠の10〜20%で起こり、流産の約90%は妊娠12週未満の早い時期に起こります。


クリニックの特徴

   プレコンセプションケア

   

プレ「pre = ~より前の」、コンセプション「conceive = 受胎、妊娠」より、プレコンセプションケアとは、「妊娠する前からのケア」という概念です。2008年に米国疾病管理予防センター(CDC)、2012年に世界保健機構(WHO)が本格的にプレコンセプションケア推奨しました。
 日本においては、2015年に国立成育医療センターでプレコンセプションケア外来が開設されました。他施設においても、妊娠前相談・妊娠前外来等の名称で展開されています。
 将来の妊娠を考える時点から、健康状態や生活習慣を見直し、改善していくことで妊娠・出産・育児を母児共に健康に迎えることを目的とします。これにより、育児期以降の女性の健康の維持にも繋がると考えます。また、女性だけでなくパートナー(ご主人)も含めて取り組むことがより重要です。

   プレコン相談室

   当院の基本理念の一つとして、「妊娠だけを目標とせず、妊娠期間・出産・出産後のご家族が健やかに過ごせるように妊娠前からできるケアの提供」を挙げています。プレコンセプションケアの概念を基に、これから当院での治療をご検討されている方、現在当院で治療中の患者様を対象に当院医師と助産師が中心となり、ご夫婦の健康状態や生活習慣のご相談、妊娠・出産に関するご相談に対応させていただく相談室として、プレコン相談室を開催しています。