『with up! 』 こどもが欲しい”という御夫婦の思いにお応えするために、原因を徹底的に調べ、ひとりひとりに合わせた最適な治療を提供いたします。

風疹について

今回は風疹ワクチンについてお話ししたいと思います。

風疹とは…

発熱や小さなピンク色の発疹、リンパ節の腫れ、関節痛などの症状が現れる感染症です。風疹ウイルスに感染した人の鼻やのどの分泌物に含まれるウイルスが咳などにより排出され、これを吸い込むことにより感染します。潜伏期間は2~3週間です。

妊娠20週までの妊婦さんは風疹に要注意!!

もしも妊婦さんが妊娠20週ころまでに風疹にかかってしまうと、胎児の死産、流産、早産、先天奇形等の異常を起こす可能性がでてきます。先天奇形等の異常の例としては生まれた赤ちゃんの耳(難聴)や目(白内障、緑内障、網膜症)、心臓の障害などがありますこれを先天性風疹症候群言います。特に妊娠初期の12週までの時期に風疹に感染すると、その危険性が高くなるといわれています。
風疹になったからといって必ず赤ちゃんに影響があるわけではありませんが風疹にかかったことがなく抗体がない(低い)妊婦さんは、特に妊娠初期には感染しないように気をつけましょう。

風疹は夫から妻へ感染するケースもあります。男性を含めて多くの人が風疹ワクチンを接種して予防することが大切です。

当院では初診時に必ず風疹抗体の検査をしています。
抗体を持っていなかった場合、当院にて風疹ワクチンの接種が可能となっております