新しい特定不妊治療費助成事業に関しての留意点。

新しい特定不妊治療費助成について

不妊治療助成金(特定不妊治療費助成事業)

 不妊治療の助成金、、、正式には特定不妊治療費助成事業といいます。都道府県並びに市町村で行っている体外受精/顕微授精に対する助成金のことです。定める条件を満たすと助成金として費用が補助されるものです。

政府による新しい不妊治療助成金(特定不妊治療費助成事業)について

 特定不妊治療費助成の拡充についてインターネットニュースなどで報じられていましたが、令和2年1月28日に国の第3次補正予算が国会で可決成立し、正式に助成費の拡充が決定しました。今回の拡充は現在の政権における出産を希望する世帯を広く支援するため、不妊治療の保険適応を検討し、保険適用までの間は現行の助成措置を大幅に拡充するという方針のもと行われるものです。

現在も一定の条件のもと、助成制度がありますが、給付の条件の緩和や、助成額の増額が盛り込まれています。

現時点ではまだ予算が成立した段階のため、各自治体の保健所や指定された医療機関(当クリニック含む)には正式な通達などはきていません。自治体や保健所での運用方法などが確定したのちに新しい助成制度の実施がされるものと思われます。新しい助成拡充については、令和3年1月1日以降に終了した治療が対象となります

 しかし、現時点で申請を行ってしまうと旧制度での助成額しか受け取れなくなる可能性があります。助成金の申請は治療終了後2か月以内に行うというルールがあるので、今すぐの申請ではなく、しばらく待って(2か月以内)からの申請がお勧めと考えます。新しい情報があればHPの”助成金”のページ、お知らせ、クリニックブログに記載します。たまにHPを見ていただければ幸いです。

具体的な拡充される助成内容について

大きな変更点を下記に記載します。ほかにも細かい部分がありますので詳細は札幌市、北海道のHPをご参照ください(近々記載されると思われます)。
大きな変更点としては所得制限の撤廃、1回の助成額が【採卵-初回移植】の場合には初回のみではなく毎回30万円【胚移植のみ/卵が取れない】などの際には10万円(以前は7万5千円でした)に増額されたことだと思います。


現在の支援制度

✔所得制限:730万円未満
(夫婦合算の所得)

✔助成額:1回15万円
(初回のみ30万円)

✔助成回数:生涯で通算6回まで
(40歳以上43歳未満は3回)

✔対象年齢:妻の年齢が43歳未満

新しい支援制度

✔所得制限:撤廃

✔助成額:1回30万円

✔助成回数:1子ごと 6回まで
(40歳以上43歳未満は3回)

✔対象年齢:変更せず


 

 

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