プレコンセプションケアとは・・・

プレ「pre = ~より前の」、コンセプション「conceive = 受胎、妊娠」より、プレコンセプションケアとは、「妊娠する前からのケア」という概念です。2008年に米国疾病管理予防センター(CDC)、2012年に世界保健機構(WHO)が本格的にプレコンセプションケア推奨しました。
日本においては、2015年に国立成育医療センターでプレコンセプションケア外来が開設されました。他施設においても、妊娠前相談・妊娠前外来等の名称で展開されています。
将来の妊娠を考える時点から、健康状態や生活習慣を見直し、改善していくことで妊娠・出産・育児を母児共に健康に迎えることを目的とします。これにより、育児期以降の女性の健康の維持にも繋がると考えます。また、女性だけでなくパートナー(ご主人)も含めて取り組むことがより重要です。

具体的にどのようなケアなのか・・・

プレコンセプションケアの目的から、妊娠前には主に以下の項目について確認し、必要であれば早期に改善・ケア(治療)することをお勧めします。

  1. 禁煙する。受動喫煙をさける。
  2. アルコールを控える。
  3. 適正体重を維持する。
  4. バランスの良い食事を心がける。
  5. ストレスをため込まない。
  6. 積極的に体を動かす。
  7. 感染症を予防する。(風疹抗・B型/C型肝炎・性感染症など)
  8. ワクチン接種をする。(風疹・麻疹・インフルエンザなど)
  9. 妊娠前から葉酸を積極的に摂取する。
  10. 定期的にがん検診を受ける。(乳がん・子宮頚がんなど)
  11. 持病と妊娠について知る。(妊娠後の持病の治療や薬の内服についてなど)
  12. 家族の健康状態について知る。
  13. 将来の妊娠・出産をライフプランとして考える。

当院でのプレコンセプションケアは・・・

当院の基本理念の一つとして、「妊娠だけを目標とせず、妊娠期間・出産・出産後のご家族が健やかに過ごせるように妊娠前からできるケアの提供」を挙げています。プレコンセプションケアの概念を基に、これから当院での治療をご検討されている方、現在当院で治療中の患者様を対象に当院医師と助産師が中心となり、ご夫婦の健康状態や生活習慣のご相談、妊娠・出産に関するご相談に対応させていただきたいと思います。(詳細については決定次第、公表いたします)

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