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検査について

AMH

AMH(抗ミュラー管ホルモン)とは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、女性の卵巣予備能を知る指標 になると考えられています。

胎児期に卵母細胞は分裂を繰り返し、妊娠20週頃には最大で700万個まで増殖します。
その後一転して減少し始め、出生時には200万個に減少し、排卵が起こり始める思春期頃までには30~40万個にまで減少しているといわれています。
初経の頃より原始卵胞が活性化し、月に一度排卵し、毎月約1000個の原始卵胞がなくなっていると言われています。

またAMHは卵胞発育を抑える作用があるとも言われています。つまり、高AMHの人は卵胞数が多いため、卵胞発育をより強く抑えるために血液中のAMH値が高くなっており、低AMHの人は卵胞数があまり多くないため、卵胞発育を強く抑制する必要がないため、血液中のAMH値が低くなっていると考えられます。

AMH値は直接残りの卵子の数を表しているわけではなく、これから発育するであろう卵胞数を表し、間接的に残りの卵胞数を表しているといえます。

また、過排卵刺激の際の発育卵胞数にAMH値は強く相関するので排卵誘発の際の刺激法の選択の良い指標にもなります。

このようにAMH値は卵胞数を表している一つの目安であり、卵の質を表しているものではないと考えられています。

しかし、体外受精において、過排卵刺激を行うと高AMHの人たちのほうが多数の卵が採取され、その結果数多くの受精卵ができ、多くの胚が胚盤胞まで発育するという事は容易に想像できます。
逆にAMHが低い人たちは採取される卵子があまり多くなく、結果として凍結できる胚も多くなく、1回の採卵での移植は1-2回程度となってしまいます。

体外受精を行う上で高AMHであることは有利であることは間違いありません。AMH値は年齢が上昇すると必ず低下していきます。
不妊治療を受けるのは年齢が若いうちのほうがいいというのはAMHについてもあてはまることです。

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子宮卵管造影

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当院での子宮卵管造影は、油性造影剤を使用して行っています。

近年行われ始めた、簡便な超音波卵管造影にかかる水溶性造影剤使用に比較して、油性造影剤使用のデメリットとして、造影剤のアレルギー症状、放射線による被ばく、疼痛がやや強いなどが挙げられますが、油性造影剤使用による最大のメリットは、卵管造影後の妊娠率の上昇にあります。

一般的におおよそ妊娠率は一時的に2倍に上昇すると考えられており、私どももこれまでに卵管造影の効果と思われる妊娠をたびたび経験してまいりました。

また、超音波卵管造影では卵管の通過は確認できますが、腹腔内での造影剤の広がりを確認できないため、自然妊娠に重要な卵管采の状態や腹腔内の癒着の推測ができません。

この大きな2つのメリットから当院では油性造影剤を使用した卵管造影を行っております。

この検査は、1回の検査では正確な診断は困難なこともあります。この検査で両側卵管閉塞と診断された方のうち、約60%の方において実は卵管は開存しているといわれております。
片側の閉塞では両側開存と比べての妊娠率の低下はわずかですので、1度両側卵管閉塞と診断された方でも再度の検査をお勧めします。

また当院では、被ばくの強い透視を使用せず、被ばくの少ない単純撮影を素早く数回行う方法で患者さまの負担を減らしています。

造影方法は、痛みの少ない子宮内で風船を膨らませ、チューブから造影剤を注入する方法です。風船に入れる水の量は通常 1.0-2.0mlで固定しますが、患者さまの子宮の大きさをエコーで判断し、おおよそ0.6-0.8mlで固定可能です。この風船にいれる水の量が痛みに強く関係しています。

子宮鏡検査

子宮鏡は3mm程度の極細い内視鏡で、このカメラで子宮の中の状態を観察するものです。

子宮鏡検査により、子宮内膜ポリープ、子宮筋腫、子宮形態異常などが診断可能です。

子宮腔内を拡張し、鮮明な観察画像を得るために灌流液が必要で、生理食塩水を流しながら観察します。検査は短時間(1~2分)で終了し、観察するだけでは疼痛はあまりありません。

簡便な検査ですが、着床障害の原因を探るのに非常に重要な検査です。

LH-RHテスト

LH-RHは間脳の視床下部から分泌されるホルモンで、下垂体に作用しFSH,LHの分泌を促します。

LH-RH を利用して下垂体からのFSH,LHの分泌状態を知り、一般的には排卵障害の部位を特定するのがLH-RH テストです。

LH-RHはGnRHと同じであり、GnRHは体外受精で使用する鼻のスプレーと同じです。LH-RHテストを行うことにより、多嚢胞性卵巣症候群の診断、体重減少性無月経の診断などが可能です。

また、体外受精も含めて、排卵誘発の際の卵巣の反応性を推測できます。また、OHSSを予防するため、排卵刺激の際にHCGの注射を使用せずに鼻のスプレーを使用することが可能であるかどうかも推測可能です。

検査は月経開始2-5日目に、採血をした後、LH-RH100ugを静脈注射します。注射30分後に採血をしてLHとFSHを調べて、検査の結果より判断します。

用語について
  • FSH(卵胞刺激ホルモン:未成熟の卵胞の成長を刺激し成熟させる)
  • LH(性腺刺激ホルモン)
  • LH-RH、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)
  • OHSS(卵巣過剰刺激症候群:排卵誘発剤に過剰に刺激されることによって、卵巣がふくれ上がり、お腹や胸に 水がたまるなどの症状が起こること)
  • HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン:妊娠中に産出されるホルモン)
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